読了:20120416
発行:1996年11月18日第5刷
定価:650円
ワインの受容史というべき本。「はじめに」に、こう書いてある。
日本ではワインに対する受容は、妙な回り道ばかりしてきたように思う。その道のりを顧みながらワインを考えてみたい。
しかし、そうとう飲んだり食べたりしてきた経験がなければ、書いてあることの意味の大半がわからないだろう。実際、わからない。
それにしても、第4章に至ってようやく白、赤、ロゼの製法説明が現れるのはいただけない。
そして第5章が「ワインを楽しむためのアドヴァイス」。
著者より、編集の常識が問題。著者との関係で刊行せざるを得ない事情もあるのか。
読み終えてから『岩波新書「ワインの常識」と非常識』という本があることを知った。
百均なら諦めもつく。
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